新型コロナウイルスとの向き合い方について 院長のつぶやき①

 皆様、いかがお過ごしでしょうか?当院も開院して3か月が経過しました。こちらはボチボチ頑張っております。冬場になりますと、排尿トラブルが顕著になります。お悩みでしたら、一度当院へ受診してはいかがでしょうか?お待ちしております。

 

さて、本題です。

 

 2019年12月に中国 武漢市で検出された、新型コロナウイルスは終息する兆しをみせないまま、もうすぐ2年経とうとしています。今のところ、ワクチンは流通していますが、劇的に効果を発揮するような特効薬はなく、いまだに人流を抑える・感染を予防することが最善策となっております。ウイルスもその都度変異していくため特効薬の開発も困難が予想されます。このままいくと5年10年それ以上、と長期戦になるものと考えられます。

 私たちの生活も劇的に変化しました。ありえないような非日常生活が続いています。医療にしろ、政治にしろ、すべての業界で、今後どうやって行けばいいのか、すべてが混乱しています。ただ一つだけ確かな正しいことがあります。それは、自分を見失わず、自分を見つめなおすこと、周りを見渡してみることです。

 皆様はコロナ禍でどのように生活していたか考えたことはありますか?感情の起伏が激しくなったり、冷静さを失ったりしていませんか?見知らぬ人を敵だと思ったりしていませんか?引きこもりがちになっていませんか?健康面ではどうですか。筋力が落ちたりしていませんか?体がなまったりしていませんか?認知が進行したりしていませんか?(私は最初の緊急事態宣言から今日まで10㎏太りましたが・・・。)

 新型コロナウイルスはしばらく終息しません。だからと言って、日常生活への不満の矛先を周りにぶつけたり政治家にぶつけたりしても変わりません。今後はひとりひとりがそれぞれ目標をもって自らを律していくことが大切と思います。まずは自分を見つめなおしましょう。今、私たちにできることは、1ワクチンを接種すること。2健康に注意し、体のケア・心のケアに心がけることです。その先に必ず明るい未来が待っているはずです。先は長いですが、皆さんも一緒に頑張っていきましょう。新型コロナウイルスが終息することを心から願っております。

 

令和3年9月6日                     うえだ泌尿器科   院長    上田  耕平